1.自分自身の使い慣れた器材を使用する。
行くお店が異なればその都度レンタルされる器材も異なります。セッティング方法も違えば、操作方法も違います。
車やバイクと同じく、操作の誤りが事故に繋がります。 出来る限りご自身の器材を揃えて下さい。
「初心者だから必要ない」「夏しか潜らないから・・・」という方こそご自身を守る為に、ご自身の器材を使い慣れて下さい。
※器材は1年に1回必ずオーバーホールに出して下さい。
「今まで大丈夫だった」という方は運が良かったと解釈して下さい。 2.定期的にダイビングを行う。(2〜3ヶ月に1日。経験本数が50本になるまでは月1日のペース)
「忘れてしまった」「間違ってしまった」=事故に繋がります。
期間が空いた場合は、知識は講習時のテキストでお浚いをして、技術はリフレッシュコースを受講して下さい。
また、期間に関わらずスキルに心配な点・不安な点がありましたら、リフレッシュコースの受講お薦めします。
3.ステップアップ講習に参加して、知識・技術を磨く。
各ステップアップ講習は、安全にダイビングを行う為には、大変必要なことです。
講習時に分からないことがあれば、どんなことでもインストラクターに質問して下さい。
そして講習でのダイビングが終わった時に、内容が身に付いていなければ、補講を申し出て下さい。
ただカードを持っているだけでは意味がありません。しっかりとしたお店でしっかりとした講習を受講しましょう。
4.体調の管理を行う。 年一回以上は健康診断を受けて下さい。そしてダイビングが出来る体調かを確認して下さい。 「Cカードを持っている」=「ダイビングをしても良い」ではありません。 Cカード取得時は大丈夫でも、病気や体調不良が分ったらダイビングはお休みして下さい。 また、体調はその日により大きく変化します。その日の自分自身の体調を十分理解してダイビングに臨んでいただき、 少しでも体調に変化を感じていたら、絶対にダイビングは行わないで下さい。 水中は特殊な環境です。普段の生活で問題がなくても、水中では大きく変化するする可能性があります。 少しでも健康上で心配な点がありましたら、必ずダイビングをご存じな医師にご相談下さい。 ダイビングの安全に関することや、健康チェックリスト、お近くの病院が掲載されています→「DAN JAPAN」 5.バディシステムを守る。 ダイビングは「自分の身は自分で守る」「バディで助け合う」が基本です。 「自己責任」、「バディシステムを遵守」を再認識いただき、「トラブルを未然に防ぐ」、「トラブルがあった場合は、 バディで助け合う」ことを遵守して下さい。
(バディは開始時に器材を背負う〜終了時に器材をを脱ぐまで一緒に行動します。常に手の届くところに位置して下さい。 そして5秒に1回はバディを見て下さい。)
もし、「ガイドがいるから・・・」とお思いの方がいらっしゃれば、それは間違った認識です。
我々ガイドは細心の注意を払いご案内致しますが、万が一お客様に何らかのトラブルが発生した場合、 「全体の安全管理を最優先」した上で、その時出来る最善の方法でトラブルの解消に努めます。 是非、自立したダイバーになって下さい。
6.第一に「安全」、第二に「楽しさ」。 「ダイビングは誰でも出来る」という易しいレジャーではありません。 陸上とは違い、水中という厳しい自然の中で行うものです。
「楽しさ」よりも「安全」を第一に考えていただき、上記に書かせていただきました内容が最優先ということをご認識下さい。
経験本数が多い方、カードランクが上の方でも、少しの油断や過信は禁物です。
基本に忠実に安全なダイビングを行って下さい。
(ご自身が「大丈夫」でも、身勝手な行動は周りの方が危険にさらされることになります) 我々スタッフも万が一に備え訓練を行い、常に安全管理には気を配っています。
それでも突発的なことが発生する可能性を秘めています。 それを回避出来るか否かは、しっかりルールを守り我々スタッフと、皆様とのお互いの協力に掛かっています。
ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。
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